アルミ缶の上にたくみかん

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アルミ缶の上にたくみかん

自由な僕がより自由を求めて行動します。

【6/日本百名山】2016.06.11 剱岳 早月尾根 残雪期 ~リベンジ・マッチの登頂成功~

なんて調子の良い終わり方をしましたが、

ほんとにあそこまで登って下山したのが悔しくて悔しくて。。。

 

夏は待てませんでした、ごめんなさいm(_ _)m

 

というわけで、1週間後に懲りずに早月尾根ルートから剱岳リベンジクライムです。

 

もう二度目なので山道22kmは慣れました!!

 

そして駐車場について、びっくり!!

天の川がめっちゃきれいなんですよ(゜o゜;

もう、天体写真用のカメラを売ってしまったことを後悔していました。

仕方ないですけどね。

 

さて、リベンジに向けてこの日までに用意したのは以下の3点

・ピッケル(ブラックダイヤモンド)

・12本アイゼン(ブラックダイヤモンド)

・ブログの写真

 

実は僕が断念した前回の登山翌日になんと四国から来ていた人がピークハントしていたんですよ!

失礼ながら僕よりうんと年上で、しかもワンコも登頂。。。

えーと思いつつもその方はたくさんの写真を載せていてくださっていたので

地図の代わりにスマホに保存していざというときに見るようにしました。

 

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はぁ、「また来たのかい?やれるもんならやってみな」と言わんばかりの

2999mという上から目線でまたまた馬場島に来た僕を迎えてくれました。

「待ってろ、このやろー」

 

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前回の広場にあったものの、存在を知らなかった有名な言葉「試練と憧れ」

 

上で紹介したブログのおじさんが言ってましたが、「試練が先で、試練が上」なんですよね。。。。試練を味わった者として、この言葉と配置を考えた人って天才だと思います、大山@神奈川の川柳小学生みたいにw

 

前回の登山開始では間に合わないと思い、少し早めにアタックを開始しました。

今回からヘッドライトも参戦です。

 

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そんな張り切った気持ちを一瞬で抑えられました。

なんの糞なのか未だに不明ですが、このときの僕にはもうツキノワグマの糞としか思えなかったわけですよ。まだ標高1000mにもなってないところでです。

こんなことで諦めるのは嫌なので、対策を考えた結果、、、

 

前回以上に執拗に熊鈴を鳴らす、鳴らす、もっと鳴らすw

警戒レベルをMAXにしました!

 

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大体、同じくらいのペースで標高1000mです。いい感じかな?

 

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また朝日が差し込むお山を見ることができました^^

 

 

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ピークかな?

 

 

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前々からありましたが、これ落石ですよね。。。

あたったらイチコロやん!!

 

 

 

 

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それにしても今週も素晴らしいです!!

あれ?雪減った?

 

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2時間で中腹の三角点に来ました。

なかなかいい感じだと思ってますw

 

順調に道を歩きますが、ここでまたまたびっくり!

 

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夏道が出ている!!

あんだけ苦労して進んだ一週間前だったのに、一週間後は余裕のよっちゃんです^^

ニヤニヤが止まりません(変態です)

 

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有名?な4本軽アイゼンの落し物

落し物って言っても回収しなかったらただのゴミですよね(^_^;)

 

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苦労していた道がスイスイいける。

 

東名阪の慢性的な渋滞も夏道になりませんかね、という切実なドライバーさんたちの想いを勝手に代弁します。

 

この夏道のおかげで順調順調って思ってましたが、

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10分しか早まっていないという事実…(上が今回、下が前回)

 

 

 

 

 

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雪解け水が溜まってますが、このギリギリを歩くので滑ったらOMG

 

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雪渓!ではありません。一枚岩です。

 

 

 

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そして、またまた来たぜ、早月小屋。

やっぱり、前回と比べると、

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だいぶ雪が無くなったよね!!

この一週間に何があったんでしょう(;・∀・)

ということは期待がもてます、あの雪渓。

 

さて、小屋の前で休憩がてら対策を実施します。

へんっ

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しんっ!!

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

でもつま先の溝が減っててこのあと何度も外れては着けの繰り返しで歩きに集中できなかった。。。ソール変えないとダメでしょうか?まだ2ヶ月しか履いてないのですが。

 

では、

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素敵な雪山を見ながら雪渓退治と行きましょうや。

 

・・・てくてく

 

・・・てくてく

 

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ついきに来ましたぜい、一週間ぶり!!

 

雪渓の写真はありませんが、見事なまでに、

残っていましたorz

この標高ではまだダメか。

 

写真に収めていない理由なのですが、言い訳がましくも、この僕の前を二人のチャリダーが抜いていったのです。

それは良いのですが、僕が諦めた急な雪渓を、ストックとノーアイゼンでですよ!!

結局その人達はそのままピークをハントしてあっという間に下山してしまいました。

 

そんなのを見せられたら写真なんて撮れません。。。正直ショックですよー

 

とはいえ

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無事にこの雪渓をクリアして次のステージへと向かいます。

なんかリアルRPGやってる気分でした。

 

そして、はいどーん!

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近づいてきました!!

でも、まだ遠いなぁーおい。

あの上に立つんですよね、僕(゚∀゚)

しょうじきドン引き。

 

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雪があったり無かったりで、アイゼンつけたままだと歩きにくいです。

 

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こんな岩場もwith アイゼン

 

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アホみたいに急なんです、ほんとに。

ちゃっかりチャリダーさん写ってましたw

 

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宿敵の2400mよりもっと急な雪渓に立ち向かいます。

ところでチャリダーさん、どうやってこの雪のぼったのですか?

 

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こんな斜面をトラバースします。

落ちたら文字通りゲームオーバーです。

 

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こんなところをクライミングする人なんているんですかね?

 

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チャリダーさんの他には愛知から来たという少し年上の方がいらっしゃいました。

話を聞くと登山歴1年で北アルプスは今年のGWに穂高を登ったそうです。

とはいいつつも僕より全然速いです。

僕より先にピークをあとにしたのですが、下山時は天候が急変してガスまみれになってたんです。僕はアイゼンで慣れない下山だったので非常にゆっくりだったのですが、なぜか先に行ったはずのお兄さんが至る所で視界にいます。

実は、なんとこのお兄さん、僕が見える範囲に降りてくるまでその場で待っててくれたのです。つまり、先に行っては少し待って、僕が見えたらまた先を行っての繰り返し。

 

めちゃくちゃかっこいいです!!!!

おかげで心強くなり、無事に下山できました。ありがとうございますm(_ _)m

 

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さて、話を戻して。

上の写真のような急な雪渓が結構続きます。

 

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今年の5月に遭難(後日救助)されたパーティのザックでしょうか?

 

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命あったとはいえ、ヤマの厳しさを実感します。

 

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底なしの雪渓。吸い込まれたくありません!

 

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槍ヶ岳が見える!!なんてずっと思ってましたけど、これ浄土山だった件(恥)

 

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ピークまであと700mです。

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魔物と言わんばかりの雪渓です。

 

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今度はロッククライミングの人の荷物?

 

遭難だけは絶対にしてはいけませんね。

ダイビングをしていた僕は水深40mの大深度潜水時にガイド用のロープから手を離した時点で遭難者と見なされると言われました。

なので登山でも一歩でも登山道から踏み外したらそれは遭難を意味すると常に思っています。

とはいってもこの方たちの遭難時の状況がわからないのでとやかく言う資格はありませんが。。。

 

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そうこうするうちに!じゃなくてゼーハーしているうちに難所と言われるカニのハサミに来ました。

片手にピッケル、足にアイゼンだから難しく感じましたがたぶんカニのヨコ

バイ・タテバイよりは簡単だと想います。

 

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有名な足掛けボルトです。

僕も頼りました!!

 

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獅子のなんとか??

 

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案内ペイントに、

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分岐点!

 

そして11:53

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ついに、念願の剱岳登頂です(´;ω;`)

めっちゃ嬉しかった。

 

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左下の看板、「劔缶」って書いてあるよね・・・?

この板が割れていたのが悲しい。わっちゃダメ!!

 

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白馬岳だそうです。

 

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謎!

そしてこのとおりガスって来たので早々に下山です。

山頂ラーメンはおあずけ。

 

下山していると途中でお兄さんが何かにカメラを向けている。

 

もしや!?と思い岩場を見ると、、、

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なんということでしょう!!

サンダーバード、いや、ライチョウは初めて見ました(゚д゚)!

 

しかも

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ツガイ!!

かっちょええ~

 

 

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これぞ山を登った人だけの特権です^^

 

でもどんどん視界が悪くなるのでさっさとおります。

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早月尾根に着いた頃には劔見えません。

 

帰りはお兄さんと一緒に降りましたがどちらもヘトヘトで会話なしです。

 

 

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13時間で剱岳を終えました。

 

お兄さんに最後にお礼を言うのを忘れてしまいました。

一人かと思っていたら相方さんがいらっしゃいました。13時間の間どうしてたのでしょう。。。

 

初の北アルプスにして初の剱岳で散々な目に遇いましたが、また行きたい山リストに入りました。次は夏山、そしてもう少し技術を磨いたら冬山にも挑戦したいです。

 

 

最後に更新が遅れた理由について述べます。

 

----------------------更新が遅れた理由-----------------------------------

 

実は山頂まで700mの看板を撮影した後、右向け右で雪渓を見た時に人工物が目に入ったのです。

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写真中央に何かあるの分かりますか?

 

拡大すると

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テントらしきものとピッケルが見えます。

 

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さらに拡大。

 

これが素人目にはどうしてもテントにくるまれた仏に見えてしまったのです。

すぐにブログを更新する予定でしたが、山岳警備隊の人と連絡を取り合っているうちに更新が遅れてしまったのでした。

 

肉眼で見るととても小さいんです。なので一人で登ってきた→寝てる間に強風で飛ばされる→凍死、or 強風で飛ばされた→寒いのでツェルトを巻いた→凍死→滑落

というシチュエーションならこういう状況であってもおかしくないと思い、誰にも気づかれなかったのかなと思ってました。

そうすれば下半身が痩せてみえるのも不思議ではないでしょ?

 

結局、これは山岳警備隊によると5/1の4人パーティの遭難事故のときのテントだそうです。山岳警備隊も緑色のテントを確認していたらしいです。

なので勝手に騒いでお騒がせしてしまった結果となりましたが、なにより僕はその人達が無事でよかったと思いました。

山岳警備隊に連絡を入れようかどうしようかとても迷いましたが、連絡を入れたことに後悔はしていません。

 

この荷物は夏に山岳警備隊の方々が回収しに行かれるようです。

 

ほんとに山ってなめちゃダメですね。

 

 

 

 

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