アルミ缶の上にたくみかん

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アルミ缶の上にたくみかん

自由な僕がより自由を求めて行動します。

【9/日本百名山】2016.07.03 富士山 御殿場ルート ~頂上には台風が来ていたようです~

前日7/2は会社の懇親会で、他部署の人たちとBBQをしておりました。

 

ビールでテンションあげぽよ~で、

宴も酣となったときに次はどこの山に行くのかと聞かれたので、

調子に乗って「明日、富士山のぼってきます」と宣言したのが地獄の始まりでした。

 

行ったからにはやるしかないでしょうよ

 

ということで少し仮眠して21時に富士山を目指します。

 

富士山には9月に母と登る予定なのですがおそらくは富士吉田口になりそうなので今回僕は体力が必要と言われる御殿場ルートから登ることにしました。

 

富士山までの道のりは順調で、しいて言えばヘッデンの換えの電池を買い忘れたことくらい。

 

富士山といえば、今年は7/1に開山しましたよね。

須走も富士吉田口も開山期間はマイカー規制なので登山口まではバスでしか行けないのですが、御殿場ルートは人が少ないからなのか登山口までマイカーでいけます。

これ、結構便利なんですよ^^

 

駐車場に着いたのは確か午前1時過ぎでした。

富士山は真っ暗でしたが、小屋の灯りや所々に動く灯りがあります。

おそらくご来光狙って深夜アタックした人たちではないでしょうか、結果として正解だったと思います、深夜アタックは。

 

 

さて、車で仮眠をしたところで薄明がやってきたのでアタックを開始します。

 

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いい感じです。

 

 

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ここが御殿場ルート登山口です。

 

そういえば男体山で神職の人に教えてもらいました。

山では鳥居から入って鳥居から出るのが礼儀だそうです。

なので僕も鳥居から入ります。

 

ところがどっこい、御殿場ルートにはフェンスが・・・

公式にはこのルートはまだ開いてなかったのですね。

自己責任ということでまたいでいきます。

 

 

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富士山は不思議です。

登る前にほかの人のブログを読みましたが、そのとおりにある標高から雲が登ってこようとしません。上の写真は向こう側からこっちに雲が流れてはいるのですがそれ以上は登ってこないのです。その証拠に写真中央やや左に雲が立ってるのわかりますか?

 

拡大すると、

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ね、面白いですよねw

 

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ピークが見えてきました!!!

 

・・・てまだ全然のぼってねー(´・ω・`)

 

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だんだん明るくなってますね!!

実は僕は実家の部屋(湘南)から富士山が見えるのですが、男体山に行った時にすでに雪がなくなっていることを知っていました。

ちなみにまさにこの向きですw

なのでもう登れると思っていたわけです、登山道的には…はい。

 

上の写真で左側の斜面が光っていますが、7合目の山荘だと思います。

 

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写真左下のオレンジの人は、このあと抜かし抜かされまた抜かし…をともにした戦友、ランニングおじさんです。この深い砂場をゆっくりゆっくり走っていました。

 

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明るくなってくると段々と見えてくるものもあります。

その一つがこれ!!湖です。

 

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地上だけではありません。

空もまた富士山ならではの感じです!すごいっ!

 

でも待てよ、この雲って・・・・

 

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レンズ雲ですよね~

ってことはめっちゃ強風じゃないんですか?

 

小学生の頃、レンズ雲が出るときは上空の風が強い時だとありました。

とくに山にあたった風が波打ってこのような形になるとか。

嫌な予感が・・・・そして後々的中!!

 

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でも綺麗だから良いでしょう。

そして、日が昇ってきました。

 

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しかし、素晴らしく綺麗ですね。

 

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登山道は7合目までこんなザレ場が延々と続きます・・・トホホー

 

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左の山は宝永火口なのですが赤くなってるのわかります?

溶岩の成分が日にあたって赤く見えるのでしょうか?

それにしても頂上が曇ってきたなー

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絶対にこれ以上上に登ろうとしない雲。恐れ多い山なのでしょうね、自然にとっても。

 

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富士山のピークがくっきりしてきました。

ランニングおじさんの全貌も…w

ランニングおじさんの向こうにあるのは雲ではなく火山灰です。

 

そうです、こっから強風との闘いが始まりました。

めっちゃ痛いですよ。弾丸の如く飛んできますから、渦を巻きながら・・・

 

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山に登ると五感が冴えます。野口健さんも言っていましたが、本当にそうなのです。

風の音でうるさい富士山でも文明の音には耳が反応します。

 

ふと下を見るとブルドーザーが上がってくるのが見えました。

 

 

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あっという間に目の前を通過です。

御殿場ルートにはこのブルドーザー専用の登山道があるのです。

どうみてもルート的には早いよね・・・

 

このブルドーザーが通過した直後に上を見ると、渦を巻いた砂がこっちに向かってくるんです。避けようにもなく到達までの時間でレインウェアを着て待機。

 

それでも痛い…これが日本最高峰への試練か、これが独立峰の運命か、ヘタしたら劔岳よりきついです。

 

 

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そうこうしていると、湖の全貌が明らかになりました。

そうですね、山中湖です!!!

こんな湖を5月に一周したなんて。

その1.5ヶ月後には見下ろしているなんて…

人間やればできるじゃないですかw

 

 

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少し曇ってきました。まだ6合目にも来ていません。

朝のレンズ雲が滞在しております。ということは上空の気流はあまり変化してないですね。

そしてやっぱり登ってこない雲たち。富士山こそ雲取山って名前にふさわしいんじゃ・・・

 

 

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ひたすらトラバースですが、何度も言っているように風がすさまじいので全然すすめません。。。。泣けるでー

この写真とった時点で6合目は超えました。ずっと6合目にいたかった、ほんとにそんな風なんです。

 

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ひょえー。まだまだピークまでは遠いです。しかし富士山のイメージって白と青ですよね。ただの土山じゃないですか、これ。

ほとんどの日本人は洗脳されてますよw

 

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しばらくすると宝永火口と並びました。右側に人がいるの分かりますか?

 

 

 

 

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おーさらに上から山中湖です。

ちゃんとクジラの形に見えますね^^

 

 

 

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そしてやっと七合目に到着です。

 

この時点で寒すぎてどうしようかと思いました。

 

予めいうとこの先、強風から暴風になり、四方八方から吹いてくる風に太刀打ちできず撮影はしてませんw

 

そしてあまりのガスと風に、ここまで共闘したランニングおじさんは下山です。

お気をつけて・・・・

 

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七合目から上はガレ場になります。そして溶岩で一帯は赤色

 

もうどこが青やねんw

 

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階段が続きますよ^^って書くために撮影したらこの後は本当のガレをひたすらトラバースです。

 

本当に何度もふっとばされたくらい風が強かったです。

こんなに強かったのは沖縄に住んでいたころの2011年夏の台風接近時くらいではないでしょうか。このときは駐車場の誰かの軽自動車が上下逆転してましたw

 

 

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ガスの中に微かに見える岩場を見ながら「まだ山頂じゃないのか」と5回くらい思いつつやっと鳥居が見えました。つらいよー寒いよー

 

 

 

 

でも地獄はここからでした。御殿場からだと建物の間を抜けるのですが、流体工学でいう「連続の式」ってやつが成立します。タイミング外すと後ろに飛ばされるほどでした。

 

そして50mくらいの急な坂を登ったさきに見えたのは観測所です。

 

 

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そしてついに

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この国の頂点に立ちました。

寒いし、ガスで周りは見え無しで何の実感もありません、嬉しくありません。早く下山したいです。寒さなのか、標高なのかむくんでます

 

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日本最高峰富士山剣ヶ峰

 

 

 

 

 

 

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三角点の標識

 

 

もう撤退します。

 

 

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あっという間に7合目。

ちゃんと僕のクルマが見えます。

 

…なぜか7合目から晴れていました。

そしてこの強風にも関わらず何人もの登山者とスレ違いました。

 

僕がいうのもなんですが、登山者ってドMなんですかねw

 

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山小屋では夏に向けての修復作業が行われていました。

 

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じゃーん!!御殿場ルートの締めくくりは大砂走りです。宝永火口の脇からひたすら2kmくらい走ります。

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結構な坂を降りてきましたね。

 

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しかしまあなんというか、先は長いです。

あそこに見える直線をひたすら歩くんですから。

もう足の裏が靴ずれで痛いです。

 

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てっぺんにあるのって積雲?

雷に打たれなくて良かったです、そしてなんで飛行機がこういう雲に入っては行けないかを身をもって知りました。

 

 

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下山完了です。

 

天気に恵まれれば簡単な山だと思います。

なんせ山登りを始めるまで僕は富士山なんてのは山小屋借りないとできないと思っていましたから。

帰りは懐かしき駅の道須走によって新東名から帰りました。

 

ちなみに山中湖ロードレースのエントリでも載せた富士山ですが、

 

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ちょうど左側を登ったという感じでしょうか。

天気さえよければ実家に山頂から電話して「富士山見える?おれそのてっぺんにいるの」って言いたかったんですけどね、残念。

 

 

9月にはいよいよ母を連れて富士吉田口からのアタックを試みます。

すでにマイカー規制はなくなっているものの相変わらず登山者は多いような気がします。

 

富士吉田の五合目は小6の時に忍野交換会という姉妹町の山梨県忍野村との交流の際にバスで行ったきり。

 

3回目は厳冬期か残雪期に行きたいですね。

 

 

 

 

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