アルミ缶の上にたくみかん

運が良かっただけ

帰って来た後に見たヤフーニュースで富士山の滑落を知りました。

ちょうど朝8時くらいに槍と大喰岳の稜線から綺麗だなと見ていた富士山で事故があったとは残念です。

 

僕も昨日の槍ヶ岳でスキルの未熟さを思い知らされました。

 

僕の登山靴、トリオレプロGTXは前側のコバが摩耗していて、そこに引っかけるタイプのアイゼンは外れてしまうのです。引っかかるときはちゃんと固定されますが、よく見ると本来引っかかる部分の1/3しか引っかかりません。

 

帰りに圏谷の下の方で歩いているといきなりそのアイゼンが外れてしまいました。

 

もしこれが槍ヶ岳ピーク直下で起こっていたら滑落は免れなかったです。死んでいたと思うと恐怖でしかありません。

 

そして久しぶりに今朝、靴を洗ってみると

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ソールがほとんどありません。

 

槍ヶ岳への道のりは水分を含んだ石ばかりで滑りますが昨日は尋常じゃありませんでした。

 

こんな状態で奥穂→西穂に行ったのです。ただのバカです。

いつ死んでもおかしくありませんでした。

 

趣味というのは自画自賛すべきではないと思いました。Facebookでグループに参加していますがついつい自慢したくなってしまう承認欲求の塊です、僕は。

だから槍ヶ岳も登頂したら「いいね」多くなるだろうなと甘いことを考えていました。

 

 今こうして反省できるのは命があったからです。

その命は万全の状態だったわけではなく、たまたま運が良かっただけなのだと思いました。

 

映画で小栗旬君が言ってました、山に捨てちゃいけないのはゴミと命だと。