アルミ缶の上にたくみかん

堕ちた話

昨日をもって技術系派遣社員を退職しました。

 

この一年、あるメーカーに育成契約のような形で配属させてもらっていました。

 

基本的に派遣社員というのは雇う側にしてみれば、即戦力としてほしいはずです。

僕はまったくスキルが無かったのですが、配属先企業の部長や課長が育ててくれるということで配属させてもらいました。

 

有名な企業だったのでそこにこんな形でも入れることが嬉しくて自分なりに一生懸命勉強しては仕事に励んでいたつもりでした。

 

その会社は派遣社員を3年後に正社員として採用する試験制度があり、僕も最初はそれを受ける予定でした。

 

ところが派遣元での事務に対する不満と、20代後半になっても派遣社員であるかもしれない自分が急に嫌になってしまい、公務員試験を受けるために退職をしたいと願い出たところ、派遣先の部長の計らいで中途採用試験を特別にうけさせてもらうことになっていました。

 

いわゆるコネというやつですが、部長が本部長や役員、面接官をする他の部門の長に根回しをしてくださっていました。

一次面接は配属先であり、他の部長さんと人事の副部長さんと1:3で面接をしました。

 

その結果にOKをもらえたので先週の金曜に本社で最終面接をしてきました。

 

相手は人事の副部長と部長2人の1:3です。

質問や態度がやや圧迫気味でしたし、一次面接に比べると僕についてあまり知ろうという質問内容ではなかったのですが、恥ずかしくも最終面接なんてのを受けたのは初めてだったのでそういうものかと思って対応していました。

 

たしかに面接の結果は良くはなかったと思います。

 

が、すでに部長が役員にまで交渉してくださっていたので内心、正社員として働けるのではないかという甘い期待はありました。

 

ところが当日の夕方、一次面接をしてくださった副部長さんから「お祈りメール」が届きました。

さすがにだめだったのかと思いましたが、一喜一憂している暇はないので気持ちを切り替えてもう辞める方向で進めました。

 

そして、退職日の昨日。

部長と課長とお話し、最終面接について聞かれました。

どうやら僕の対応が悪かったと、面接官の人と部長が話して言われたそうですが、

最終面接の面接官以外の人、つまり一次面接の人事の副部長さん含めて関わってくださった人すべてが僕の内定に向けて動いてくださったようで、その最中、試験に堕ちたということに誰もが唖然としたそうです。

 

最終面接を担当した部長には役員から選考に対しての抗議をしてくださるようで、また、部長からは皮肉のメールを送ってくださったそうですが結果が覆ることはないそうです。つまり、退職日の昨日、ちゃんとした退職が決まったわけです。

 

実は、派遣元と揉めないように僕の意志でやめることにしていました。

11月中に採用試験をすべて終え、11月30日で契約満了退職、12月から正社員として採用する計画だったのです。

そういうスケジュールで忙しい中、部長がいろんな方に掛け合ってくださったのですが、最後の最後で堕ちてしまいました。

 

誰も想定していなかった結果です。

やめるつもりでいた僕もまたガッカリしてしまいました。

 

僕が最終面接を受けている間に、部長から部署の人に僕がやめる旨を伝えてくださいました。本当なら昨日、正社員として雇うというサプライズ報告ができたはずなのですが、やめるという話が確定してしまいました。

 

僕のコミュニケーションスキルが乏しいのが原因なのですが、やっぱり本当は悔しいです。

だってこの一年半、常に僕の仕事をそばで見てくださった方々が僕を雇いたいとおっしゃってくださったのに、初対面のおじさん3人と一時間話しただけでその会社には必要ないと言われてしまったのですから。

新卒で面接に落とされるより酷なことだと思っています。

 

それに何より部長の顔に泥を塗ってしまったことが申し訳なく思います。

役員さんや他の部長さんだって、部長の人柄やこれまでの経験を知った上で特別な試験のために動いてくださったわけですから。

 

配属先には中途採用で何社も点々とされた方がいて、前に「会社とは冷酷な場所」というふうに仰っていましたが、今回それを身をもって経験することになりました。

 

上記のようなサプライズ報告ができるつもりでいたので、僕はもちろんですが、部長からも僕がやめることは部署内の人にはギリギリまで言っていませんでした。

なのでちゃんとしたご挨拶もできず、モヤモヤだけが残っています。

 

僕はこの仕事が本当に好きでした。

だから趣味のように続けることができました。

 

それだけに昨日の部長と課長への挨拶は正直、泣きそうでした。

 

とはいえこの一年半で得たものは本当に大きいのですが。

 

人生って本当に思い通りにいかないものですよね。

僕は一生正規雇用なんて無いんだと思うくらい残念な人生です。

人一倍、両親にはお金をかけてもらったのに。

 

学歴というプライドがあるのでしょうか?

 

はー泣けてきます。

 

たった今、派遣元の営業さんから電話があり、派遣先の部長が「僕がいなくて仕事が回らなくなった、若手にやらせてるけど全然」と仰っていたと連絡がありました。

いなくなってもそう言ってくださるのが嬉しい反面、中途半端にしてしまったのは辞める辞めない関係なしに納得出来ないです。

なので、部長にメールすることあったら「暇なので仕事ください」と伝えてもらうように言っておきました。

 

そうです。本日から僕は無職になりましたw

ただの無職なら良いのですが、車のローンがあるので急いで転職活動しなければなりません。

そして来週からは10年ぶりの実家ぐらしです。

 

この一週間は激しくなりそうです。

 

だからこそ、九州の山に行けたことは良かったのかもしれません。

 

 

まじで悔しい。

これをバネにして企業が欲しがる人材になってやろうと思いました。

 

やられたらやり返す。

 

倍返しだ!