アルミ缶の上にたくみかん

仲が良いという勘違い

会社では定期的に上司と一対一で雑談をする機会がある。

雑談といってもそれはコミュニケーションを取るための業務の一環だ。

 

10日前ほど転職して初めての雑談をリーダーとした。

とくに私はその時はあまり話したいこともなく淡々と終わってしまったものの、同期との仲について問われたので、「仲良くやっています」と答えたところ、

 

「まぁ仲良いのは大事だけど仲良いのと一緒にいるのは違うよね」

 

と言われた。

その時はリーダーの発したその一言の意味は全く不明だったが、どうも頭に引っかかって、ここずっと考えていた。

 

その答えが何となく見えてきた今週。


同期は自分を含めて8人いる。

研修から実務までほぼ同じ時間を過ごしてきた。とにかく仲は良いと思う。

 

だが、必要以上に一緒にいすぎている。

 

これが問題だと思い始めた今日この頃。

 

会議室を移動するときも話している。

1人が面白いことをいえばみんなが笑う。

 

普通に考えたら仲が良いなら当たり前のことだ。

 

だがしかし、ここは会社だ。

 

私たちは勘違いしてないか?


ここは学校ではない。

たしかにリーダーや周りの上司たちは、初日の顔合わせでは仲良くやっていけたらと仰った。そのあとの研修も私たちの緊張がほぐれるように接してくれた。

それだけに私たちは必要以上の緊張をせずにこの3週間を過ごして来れた。

ご飯も何度も行ったりした。

とにかく楽しいのは事実だし、仲が良いのも事実かもしれない。

 

だからといって仕事中に談笑しているのはどうだろう?

 

そう、会話ではなく私の感覚としては談笑に近いと思う。

あいにく語彙力に乏しいので明確な定義は不明だが、業務と関係ないことで業務中に大笑いするのはそれは談笑だと思う。


研修中だから毎日いろいろな階の会議室に行っては自席に帰ってくる。

だが、自席があるオフィスの扉を開けても笑い声が聞こえてるというのは何なのか?

それだけではない。

会議室でも大笑いとなる。

明らかに他の人の業務を侵害しているのではないだろうか。

 

断るが私は仲間が嫌いなわけではない、むしろずっと一緒に仕事したいくらい大好きだ。
だからこそ、この峻別はつけるべきだと思う。


仮に私がそこで働いていたら、やっぱり彼奴らは何なんだと思うだろう。


結果が全てはないだろう。

でも会社である以上、利益を出すのは当たり前だ。
レールに敷いた先にある数字のためにまずは手前の数字を大きくすることを考え、先の見えない恐怖と闘いながら毎日真剣勝負をしている。

 

そんな戦力の一員になろうとしているし、先輩や上司たちも育ててくれようとしている。

その最中で研修生がワイワイしてるのはいかがなものだろうか?


私たちはただ楽しいから楽しんでいるのかもしれないが、周りからしたらやはり仕事をなめていると思われるのも当然だろう。


でなければ、上司が、私たちも閲覧できる社内チャットで部門宛に「ニョロニョロと会議に途中参加されてもアレなので 不参加でいいです」と、他の先輩向けに送らないだろう。

 

当然ながらこの「アレ」は「邪魔」を意味している。

 

同じ部門には私たちとほぼ同時期に入られた派遣さんがいるが、しっかりとタスクをこなしている。

派遣と社員の業務にそこまでの差異はないだろうが、社員の私たちが派遣の方より、サボっているように見られるのはダメだと思うし、悔しい。

 

若気の至りとはいえ、社会人である以上はメリハリつけるのは当然だと思う。

 

メンターの方は妊婦さんでもう時期休職に入られる。時間がないのだ。


メンターである以上は私たちに成長してほしいはず。

だって同じ道を歩いてきたから誰よりも気持ちがわかると思う。

だから厳しくしてくれた。

でもすぐに優しくなった。

見切りをつけられたのだろうか…。

 

恩返し。見返し。


やっぱり成長しているということ、真剣だということを結果でアピールしなければ、挽回できないのではないだろうか?

 

入社10年目の方が昨日の研修で、講師に対して「選りすぐりの8人」だと小声ながらもいってくださった。

どれだけ皆の心に響いたかは分からないが、私の心は間違いなく動いた。

本当にここの先輩たちは私たちに期待してくれている。

 

その気持ちに応えたいし、ガッカリさせたくない。雇って良かったと思われたいし、雇われて良かったと思えるようになりたい。


そんなことをみんなと話し合えたら良いと思うが、そんな勇気がない。

そこが僕のダメなところだ。

だからこうやって綴っている。

 

でも次の雑談ではこの内容を話そうと思う。

 

働くってのはやっぱり難しい