アルミ缶の上にたくみかん

アルミ缶の上にたくみかん

日本百名山を中心に単独登山やドライブなどを書いた日記です。

小学校低学年に霊が見えた話(一回だけだけど)

未だに誰にも話したこと無いけど、2回だけ幽霊を見たことがある。

一つはこれから話す小学校低学年の時の話。
もう一つは沖縄時代の話。

どちらも幽霊だったかどうかはわからない。
でもこれから話すのは家族には見えなかったからそうだったんだと思う。
沖縄時代のははっきり見えすぎていて証人もいないので全く真相はわからない。
でもあれほど人とすれ違うのに鳥肌が立ったこともすれ違いざまに心臓が止まりそうになることは
過去にも今にもなかった。

なんだかんだペットが好きな僕の実家は、今も犬を飼っている。
その前には13年生きてくれた柴犬を飼っていた。

僕が小学校1年生のときに家に来た柴犬。
当初は週末は家族で散歩に連れて行っていた。

たぶん、夏だったと思う。
日も落ちて、空が群青色になっていたころ僕たち家族は川沿のアスファルトを歩いていた。

当時、外灯は全く無くてただ遠くに人が住んでいる灯火が瞬いているくらいだった。
そんななか、川の反対側を平行に走っていた電車や通り過ぎる車のテールランプを頼りに歩いていた。

特に何もなく歩いている。
左側には川のせせらぎ、右手には畑があった。

しばらくすると光光と一つの自動販売機が立っていた。
今は民家が立った関係でなくなってしまったけどコカ・コーラの赤い自動販売機が佇んでいた。

ちょうど話をしながらその自動販売機を通過した瞬間、僕は見えてしまった。

自動販売機は畑の前に立っている。その畑は歩いている場所から80cmくらい高いところに土があって、
ちょうど道路との間をコンクリの壁が走っていた。
そのコンクリの壁に座っていた一人の女性。

はっきりとは覚えていないがちょうどリングの貞子のように、長い黒髪で顔を覆い、白装束に身を包んだ女性が
なぜかひとり真っ暗な自動販売機横に座っていたんだ。

座り方はお世辞にも背筋を伸ばしているとはいえない。
むしろ少し猫背で哀愁漂っていた感じだった。

歩きながらだったので少しその人の前を通過したあと、父と母に自動販売機横に誰かいると伝えたが
まったく見えていないのか「誰もいないじゃん」とあしらわれてしまった。

暗かったし、人気無い。
もしかしたら本物の人間で両親には見えなかったのかもしれない。
だけど、確かにあそこにあの時、誰かが座っていた。

特に霊感もない。
子供の好奇心ながらに色々と周りを見るクセがあったので僕だけが気づいただけなのかもしれない。

でもなぜあんなに悲しい感じだったのか。

謎は深まるばかりである。